今年こそ一人アドベントカレンダーをやろうと思っていたのですが、12/1にはすっかり忘れてしまっていて、12/15に泣きながらこの記事を書いています。
題材はマインクラフトを用いたプログラミングにしたいと思います。Windows10版のマインクラフトとMake Codeを使ってマイクラの世界をプログラミングで動かします!
こちらのリンクがMicrosoftのMakeCodeの公式です。アメリカでは授業でも取り入れられているようですね。日本でも小学校でプログラミング教育が始まったようですが、なかなかゲームを授業に取り入れるというのは厳しそうですね。
アドベントカレンダーのページは以下になります。
この記事は番外編として、マイクラ上のプログラミング環境を作るうえでのPCスペックについて書きたいと思います。
アドベントカレンダーに投稿する記事を書いている中で、あまりにも無茶なことをプログラムでやらせようとするとマイクラが落ちてしますことがありました。
そこで、私のPCスペックを示しながら、どこがボトルネックとなっているのか、またどういう処理が落ちる原因になるのか少し分析します。
最後には学習用にマイクラでプログラミングができるくらいのおすすめのPC構成をご紹介いたします。
マイクラでプログラミングする上で重い処理
マイクラが落ちてしまうのは大体以下の処理でした。
- ブロックを大量に置く・消す
- プログラムを実行しながら移動してマップを読み込む
- プレイヤーが動いたときを条件にしタ処理
マイクラとMake CodeのCPU使用率がかなり高く、逆にGPU使用率は低いです。メモリもそこそこ消費します。
ゲームは一般的にGPUの使用率が上がるのですが、マイクラだとCPUのほうがひっ迫するようです。
GPUはグラフィックの描画に使用します。マイクラはドット絵のような世界なのでそこまでGPUは必要でなさそうです。
CPUは物理演算などに使用します。ダイナマイトの爆発でブロックが壊れる計算、他のブロックが飛んでいく計算とかはかなり重いです。
私のPCスペック
- CPU:Intel Core i5-9600K
- GPU:Geforce GTX 1660Ti
- メモリ:32GB
- 価格:15万円ぐらい
買ってから1年半たちます。あまりにも重い処理をするとマイクラが落ちます…
おすすめのPC構成
- デスクトップPC
- デュアルディスプレイ
- CPU:Intel Core i5 or AMD Ryzen 5
- GPU:Geforce GTX 1660 くらい
- メモリ:16GB
- 価格:10万円前後(?)
ノートPCでも動くものはありますが、デスクトップをお勧めします。デスクトップPCにして、ディスプレイを二つつけましょう。デュアルディスプレイはほぼ必須といってもよいでしょう。
マインクラフトを動かしながら、プログラムを組みます。また、参考となるウェブページやYouTube動画を見ることになります。そんな時、最小化した画面をまた戻してなんてことを繰り返していると学習効率が下がり、はやく飽きてしまうことになります。
GTX 1660 SUPERのほうがGTX 1660 Tiよりも安くてスペックが低いです。amazonの検索結果を見てみましょう。
安い順にするとiiyamaのデスクトップパソコンが上位に来ますね。しかし、メモリ8GBでは少し足りない感じがします。
amazonでのおすすめはこれあたりでしょうか。メモリ16GBあり、GPU・CPUは私の構成より少し下くらいです。私が確認した段階で10万円ちょいという感じでした。スペックは以下の通りです。
- CPU:AMD Ryzen 5 3600
- GPU:Geforce GTX 1660 SUPER
- メモリ:16GB
他サイトも貼っておきます。
ドスパラの例えばこれ税抜き8万円前後のようです(2020年12月15日時点)。価格コムの最安より1万円以上安いみたいです。ドスパラのスペックは以下でした。
- CPU:AMD Ryzen 5 3500
- GPU:Geforce GTX 1660 SUPER
- メモリ:16GB
CPU性能がちょっと物足りないかもしれません。
おすすめのディスプレイ
私はiiyamaの23型ディスプレイを二つ並べています。このディスプレイが私と全く同じ型番のものになります。
デュアルディスプレイにするなら全く同じディスプレイを二枚を買うことを推奨します。違うディスプレイだとどうしても段差ができて違和感があります。また、ディスプレイの操作や接続方法を覚えるのも一つにまとめたほうが楽です。
よいプログラミング生活はよい環境構築から
いいPC環境を整えてわくわくするマインクラフトプログラミングの世界を楽しみましょう!