この記事ではマインクラフトとコードコネクションを用いて、プログラミングによって整地する方法を紹介します。マインクラフトでプログラミングができるようになる環境構築については過去記事を参考にしてください。
コードコネクションを開き、新しいプロジェクトを作ります。適当に名前を付けましょう。私はflatten
という名前にしました。
整地の様子
まずは整地の様子をお見せしたいと思います。次の画像に立っている黄色い柱の範囲を整地すると、二枚目の画像になります。
とても広い平らな土地が確保できます。
普通にやるとクリエイティブモードでも結構時間がかかります。プログラミングで楽しましょう。
テスト
今回の整地はy軸を動かしながら行います。水平な大きな板の範囲を順番に空気にしていき、ある高さから下は草ブロックにします。
ブロックが大量に置き換わるので、実際にプログラムを実行する前に、テストを行いましょう。上の例のように、整地したい範囲の端(北東と南西など)にわかりやすいようにブロックを立てます。その範囲内に自分より高いブロックがないように立てればよいでしょう。端(北西と南東)の座標を覚えておき、同じ高さで整地したい範囲を邪魔しないようにブロックを並べます。
上の例だと、100の高さぐらいから始めているので、もう少し上の105のところにブロックを並べます。
ワールド座標を使っていることにご注意ください。
testコマンドを打ち込み、テストを開始すると、自分の上のところにブロックが並んでいると思います。そうなっていない場合、座標が正しいか確かめましょう。符号にも気を付けてください。
座標が正しいのにブロックが出てこない場合は、ブロックを並べる最大個数を超えているかもしれません。並べることができる最大個数は32,768個なので、一辺が181以上の正方形だったとすると個数オーバーで並べることができません。
また、y座標があまりにも高かったり低かったりするとブロックの配置が制限されていて置けないなんてこともあるかもしれません。
プログラム開始の緑の三角ボタンもちゃんと押したか確認するとよいでしょう。
テストが済んだら同じ場所に空気を並べて消しましょう。上の例だとclearコマンドを打ち込みます。
整地プログラム
整地プログラムの全体像は以下の画像のようになります。
作業が進行しているのか、いつ終わったのかがわかりやすいように、プログラムの最初にstartを、ループの中で変数y(=現在のy座標)を、プログラムが終了したときにendをメッセージとして送信するようにしました。
上記の例では、y座標が60のところまで空気を埋め、59以下には草ブロックを敷き詰めています。yが5になったときにループを終了します。
普通に手作業で整地すると下に洞窟があり、終日ゾンビの鳴き声が聞こえるなんてこともあります。このようにプログラミングで埋めてしまえばそのような心配もありませんね。