結論
急いでいる方向けの結論です。ログイン画面の右下にあるキーボードの言語設定をENG
から日本語
に直したら解決しました。
Windows 10 May 2020 Updateから切り取りとスケッチの挙動がおかしい
WSL2が正式に公開されてから、切り取りとスケッチの挙動がおかしくなってしまいました。WSL2を断念した話で書いた症状がそのまま配布されています。一応Microsoftに報告したんですが、治っていませんでした。ブログを書くときにWindowsのスクリーンショットを多用するのでこのバグはかなりインパクトがありました。簡単に説明すると、切り取りとスケッチの上でペンで描画しようとすると、GPU(のドライバでしょうか)の挙動がおかしくなるものです。ディスプレイを一度取り外してからまた接続したときのように、画面が一度消えてからまたつくという現象が起こります。
Windows Insiderに再度登録した結果、切り取りとスケッチの挙動が治った
最近、WSL2でnvidia dockerが使えるということで、Windows Insiderを再開しました。すると、切り取りとスケッチの挙動が治りました。
切り取りとスケッチの挙動でお悩みの人は試してみる価値があるかもしれません。
しかし、以下に書くような不具合が起こってしまい、少し焦りました。
Windows Updateを適用したら日本語Language Packが消えた。
タイトルに書いてあるように、Windowsログインができなくなりました。その原因は上の画像のように、キーボードが英語配列になっているためでした。日本語配列に戻したら正常にログインできるようになりましたが、毎回毎回起動するときに右下のボタンから日本語配列にするのがめんどくさいので、以下の手順で設定しました。
Language Packのインストールとデフォルト設定
以下の手順で設定することができます。下の画像も参照してください。
- Windowsボタンから設定をクリック
- 時刻と言語をクリック
- 左メニューの言語をクリック
- 言語の追加をクリック
- テキストボックスに
japan
と入れて検索し、日本語を選択、次へをクリック - インストールをクリック
- 再び言語の設定から、キーボードをクリック
- プルダウンから日本語を選択
感想と注意
Windows Insiderはやはり安定しないところもあり、今回初めて体感しました。こういったトラブルシューティングができないとWindows Insiderは厳しいかもしれません。(あまり英語以外でのチェックをしていないのかなぁ。。こういう問題を見つけるためのWindows Insiderなので、Microsoftにフィードバックをすればいいと思います。)
十数年前にも同じこと(重たいWindows Updateを適用した後にログインできなくなる)があり、その時は解決策がわからず、結局Windowsを再インストールしました。(当時の所有PCはメーカー製で、メーカーに電話問い合わせした結果策なしとのことで再インストールとなりました。)今考えれば、この記事に書いてあるようなことが起こっていたのかもしれません。
あと、Windows標準のソフトが英語になってしまいました。私は気にならないので直しませんが、Windows Insiderに参加する際には気を付けてください。
現在の環境の詳細
パラメータ名 | 値 |
---|---|
エディション | Windows 10 Pro Insider Preview |
バージョン | 2004 |
インストール日 | 2020/07/05 |
エクスペリエンス | Windows Feature Experience Pack 120.16201.0.0 |