テクノロジア魔法学校は、ディズニーのキャラクターと一緒にプログラミングが学習することができるWeb教材です。ちょこちょこTwitterの広告などで見かけて、14万円とかして「高いなー」と思っていたのですが、2020/5/20までセールで2万円引きだったので購入を決めました。
著作権に関してなんか厳しそうなので学習内容のスクショなどを用いた説明はやめておきます(スクショ投稿しているブログ記事も多々ありますが…)。プログラミングを職業にしたいのであれば、ライセンスまわりも一度はきちんと理解しておいたほうが良いと思います(そういうレッスンはあるのかな?)。
なお、本記事の価格やセール情報については本日(2020/6/1)時点での情報です。
前提として、私のプロフィールですが、プログラミング歴は15年程度、実務ではC++5年、python2年という感じです。ガチのソフトウェア開発というより、研究寄りでPoCを示すようなことが多いので、コードの品質にはあまりこだわっていないと思います。テクノロジア魔法学校はプログラミング初心者が(HTML/CSS/JavaScript/Processingの)プログラマの卵になるくらいというレベル感らしいので、言語が違うとは言え基礎的なことは身についている私には合わない教材かもしれません。
価格とセール
公式サイトから購入する方法と、家電量販店で購入する方法があります。私は公式サイトでセールが実施されていたので、そちらで買いました。価格は以下の通り、全て税込みです。
- ¥140,800 (家電量販店価格、豪華版魔導書を含むすべての教材を購入した場合)
- ¥129,800 (本編すべてを購入した場合)
- ¥54,780 (公式サイト価格、本編1~4章を購入した場合)
- (参考)追加一章当たり¥10,560 (公式サイト価格、本編5~7章、応用編1~3章)
- (参考)追加一章当たり¥11,660 (公式サイト価格、応用編4章)
22歳以下は2020/9/30まで学割で2万円クーポンが使えます。また、無料体験に申し込むとクーポンがついてくるらしいです(どこかで1万円と見た気がしますが、忘れました)。
本編が7章まであり、応用編が4章まであり、公式サイトでは本編4章まで、家電量販店では全ての章が販売されているので価格が違い、わかりづらくなっています。また、応用編は全て配信されているわけではなく、本日(2020/6/1)応用編2が配信されたようです。今後も一定期間をおいて増えていくのでしょう。
最初の一時間を終えての感想
大体以下の流れで最初の一時間がたちました。
- 最初のストーリー(15min)
- スクロールとかクリックとかドラッグアンドドロップとかの説明(5min)
- 次のストーリー(15min)
- タイピングのレッスン、ちょっとしたHTMLやCSSも混ざっている(15min)
- グーフィとドナルドとミッキーが登場、ストーリー(10min)
40分がストーリー、20分がレッスンという内容でした。
ストーリーは異世界転生ものみたいな感じです。主人公が記憶を失ってて…的なものですね。ここまで、主人公を含むオリジナルキャラクターはほぼフルボイスでしたが、ディズニーキャラはあまりボイスが入っていなかったのが残念なポイントです(フルボイスのアップデートは予定されているようです)。しかし、世界観が作りこまれており、グラフィックはきれいで学習を続けていくモチベーションが保たれる工夫がなされていると感じました。
最初のレッスンなのでものすごく基本的なことを学びましたが、逆に言うとこのくらいのことがわからない人でも、レッスンを進めていくとプログラミングができるようになるのかと感心しました。正直、この程度の知識はパソコンを立ち上げ、ブラウザを立ち上げ、テクノロジア魔法学校にログインし…などとできる人間ならば当然できることだと思います。あと、学習する部分のUIがなんかしょぼい…無料で公開されている例えばTypeScript PlaygroundとかGoogle ColaboratoryとかのWeb上で動作するエディタと比べて、使いづらかったり動作がもっさりしていたりします。この辺についてはもっとがっつりコーディングするようになってからもう一度記事にしたいと思います。
まとめ
テクノロジア魔法学校の価格は全部買うと¥140,800、内容だけなら¥129,800、基礎・入門だけなら¥54,780でした。結構な頻度でクーポンを配っているようなので、チェックしておいたほうが良いでしょう。
一番最初のレッスンはプログラミングというよりコンピュータの使い方という感じでした。かなり丁寧に説明してくれるので、学習することができます。
世界観やグラフィックなどは素晴らしいく、わくわくした気分でどんどん学習を進めたくなります。モチベーションの維持という点ではおすすめできると思います。コーディングに使うエディタがちょっと残念だったので、今後がっつりプログラムを書く時にあたって不安が残ります。
一時間やった程度の感想なので、まだ総じておすすめできるかどうかの判断はつきません。今後も進めるたびに記事にしたいと思うので、ぜひまた覗いてみてください。