グラフ描画することができるパッケージのmatplotlibをインストールし、使ってみます。
インストール
pip install matplotlib
とターミナルに入力します。
動作確認
例えば以下のようなpythonコードを実行すると、グラフが別窓で表示されます。
import matplotlib.pyplot as plt
plt.plot([0, 1], [0, 2])
plt.show()
上のpythonコードの一行目は、matplotlibを使う準備です。二行目が点(0, 0)と(1, 2)を線で結ぶことを意味し、plt.show()
はそのグラフを表示することを意味します。
デバッグしてみる
vscodeでデバッグ実行してみると、plt.show()
の行に差し掛かるまで何も起こりません。plt.show()
の文をステップオーバー(F10)することでグラフが表示されます。(ステップオーバーは上部に表示祖あれるボタンの左から2個目をクリックするかF10を押下するとできます。)
ステップオーバーすると、別ウインドウにグラフが描画されます。プログラムはここでストップし、そのウインドウを閉じるまで動きません。閉じると再びコードの実行が再開されます。図の例では一つのプロットが表示された後、それを閉じると次のプロットが表示されます。
ほかのグラフ
plot以外の種類のグラフもあります。以下のようなプログラムを実行してみました。
import matplotlib.pyplot as plt
plt.plot([0, 1], [0, 2])
plt.show()
plt.scatter([0, 1], [0, 2])
plt.show()
plt.bar(["a", "b"], [2, 3])
plt.show()
scatterは散布図です。この例では点(0, 0)と(1, 2)に点を描画します。
barは棒グラフです。この例ではラベルaには2が、ラベルbには3が入っているグラフになります。
グラフを合体
以下のようにコードを変更すると、一つのグラフに複数のプロットを描画することができます。
import matplotlib.pyplot as plt
plt.plot([0, 1], [0, 2])
plt.plot([0, 1], [0, 1/2])
plt.show()
plotのみでなく、scatterと合わせることもできます。
import matplotlib.pyplot as plt
plt.plot([0, 1], [0, 2])
plt.scatter([0, 1], [0, 2])
plt.show()
しかし、plotと同じ場所にscatterの点を書くのであれば、たいていplotの引数を変え、以下のように記述します。
import matplotlib.pyplot as plt
plt.plot([0, 1], [0, 2], 'o-')
plt.show()
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