【vscode】環境構築 #4-matplotlibの導入-【Python】

グラフ描画することができるパッケージのmatplotlibをインストールし、使ってみます。

インストール

pip install matplotlibとターミナルに入力します。
pipでmatplotlibをインストール

動作確認

例えば以下のようなpythonコードを実行すると、グラフが別窓で表示されます。

import matplotlib.pyplot as plt
plt.plot([0, 1], [0, 2])
plt.show()

グラフプロットの例

上のpythonコードの一行目は、matplotlibを使う準備です。二行目が点(0, 0)と(1, 2)を線で結ぶことを意味し、plt.show()はそのグラフを表示することを意味します。

デバッグしてみる

vscodeでデバッグ実行してみると、plt.show()の行に差し掛かるまで何も起こりません。plt.show()の文をステップオーバー(F10)することでグラフが表示されます。(ステップオーバーは上部に表示祖あれるボタンの左から2個目をクリックするかF10を押下するとできます。)
グラフ描画コードのデバッグ

ステップオーバーすると、別ウインドウにグラフが描画されます。プログラムはここでストップし、そのウインドウを閉じるまで動きません。閉じると再びコードの実行が再開されます。図の例では一つのプロットが表示された後、それを閉じると次のプロットが表示されます。

ほかのグラフ

plot以外の種類のグラフもあります。以下のようなプログラムを実行してみました。

import matplotlib.pyplot as plt
plt.plot([0, 1], [0, 2])
plt.show()
plt.scatter([0, 1], [0, 2])
plt.show()
plt.bar(["a", "b"], [2, 3])
plt.show()

scatterは散布図です。この例では点(0, 0)と(1, 2)に点を描画します。
散布図プロット

barは棒グラフです。この例ではラベルaには2が、ラベルbには3が入っているグラフになります。
棒グラフ

グラフを合体

以下のようにコードを変更すると、一つのグラフに複数のプロットを描画することができます。

import matplotlib.pyplot as plt
plt.plot([0, 1], [0, 2])
plt.plot([0, 1], [0, 1/2])
plt.show()

二つのプロットを一度に表示

plotのみでなく、scatterと合わせることもできます。

import matplotlib.pyplot as plt
plt.plot([0, 1], [0, 2])
plt.scatter([0, 1], [0, 2])
plt.show()

散布図とプロットを一度に表示

しかし、plotと同じ場所にscatterの点を書くのであれば、たいていplotの引数を変え、以下のように記述します。

import matplotlib.pyplot as plt
plt.plot([0, 1], [0, 2], 'o-')
plt.show()

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