プログラミング教育でプログラミング教室は流行るのか

プログラミングの講師に転職するチャンスはあるのか…副業としてはどうか…儲かるのか…週に1回ぐらい考えています。

2019年のプログラミング教育の市場規模は114億程度で25%増

その結果、2019年の子ども向けプログラミング教育市場規模は114億2,000万円と、2018年の市場規模90億7,100万円(※3)と比較して約25.9%増加する見込みとなりました。
また今回の調査より、この傾向は5年後の2024年も継続すると考えられ、2024年には257億3,000万円と2019年の約2.3倍になると予測しています。

コエテコの調査より。

プログラミング教育の市場規模は2020年のプログラミング教育必修化に伴い、伸びていくという予想がされています。こちらの調査によると、そもそも習い事の全体の市場規模が2兆円程度なので、現状その1%ぐらいがプログラミング(パソコン教室も含むのかも?)のようです。

小学校でプログラミング教育ってそんなにガチでやるのか

そもそもちょろっとやる程度だったら家庭でも話題にならないし、親御さんも教室に通わせようなどという気にならないです。

プログラミング的思考

プログラミング的思考はプログラミング教育の手引きに40回ほど登場するワードです。資料よりその意味を抜粋します。

有識者会議「議論の取りまとめ」において「プログラミング的思考」は、
「自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが
必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたら
いいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に
近づくのか、といったことを論理的に考えていく力」と説明されています。

小学校プログラミング教育の手引きより。

どうやらプログラミング教育では上記のプログラミング的思考を向上させることが狙いであり、プログラミング言語を扱えるようなプログラマを育成したいわけではないようです。そもそも義務教育の限られた学習時間の中でそんなことをするのは無理があります。

タイピングの壁

タイピングというのはなかなかに難しい技術です。特に小学生からしたら高い壁になります。初めにローマ字表記を覚え、キー配置を覚えなければなりません。ほかの勉強にも忙しく、プログラミングの時間をあまりとれないと思うので、タイピングをしようと思ったらそれだけでプログラミング教育が終わってしまう可能性もあります。対応策としてはタイピングを用いないプログラミング言語を使うことになります。文部科学省のページでも紹介されているscratchですね。私はチュートリアルぐらいしかやっておらず、あまりしっかりとscratchを使いこなしていないのですが、いろいろなことができるという噂なので一度触ってみたいです。

変数・関数の概念

プログラミングをするにあたって、変数や関数のことを知らないとかなり厳しいでしょう。しかし、y=ax+bのような関数は中学校で習った記憶があります。プログラムの基本は様々な機能を持った関数に変数を渡し、結果をまた変数に代入して次の処理に進むといった動作になります。関数や変数に対しての基礎知識がないとこういった概念をつかむことが難しいでしょう。ただし、プログラミングで用いるのはy=3x+2のxに4を入れたらyが12になるといった数値に限らず、人間の画像を入れたらその人の名前を出力するというような広い概念の関数です。その点は何かうまいたとえや実感として得ているものを例に出すことができれば容易に理解できると思います。

ダンスはどうだった

ダンスが必修化になったのは2008年らしいです。私自身、その後ダンスそのものやダンススタジオがものすごく注目されたという実感はありません。以下のような調査がありました。

■学校でダンスが必修科目になってからダンスを意識するようになった親は17.7%

株式会社ヤマハミュージックジャパン調べ

必修化されたのに17.7%というのは私は少ないのではないかと思います。必修化ってメディアでは取り上げられますが、思ったほど話題にならないかもしれません。

終わりに

調べていて気付いたけど文科省のホームページってssh通信にならないけど大丈夫でしょうか…?文科省 sshでググるとスーパーサイエンスハイスクールが出てきます。
アイキャッチ画像はイラストや様から

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